01 August, 2022

色鮮やかな夏の野菜。

栄養価が高いモロヘイヤは、
優しいグリーンが魅力のMILK POTでスープを。
容量1LのMILK POTは、少量のスープ作りに最適です。
モロヘイヤは、ねばりがあるので食欲がわかない時期にも、
スルスルっと食べられるのも嬉しいかぎりです。
〈ENAMEL JUG SMALL〉
一年中スーパーに並んでいますが、
やっぱり夏のトマトは味の濃さが違います。
その特徴を活かして、さっぱりドレッシングに。
真っ赤なMILK JUGは、作ったドレッシングを
そのまま食卓に並べても素敵なのでおすすめです。
また、ドレッシング作りに活躍するのが、
ミニサイズのホイッパーです。
小ぶりなヘッドで、小さな容器で少量のソースも作りやすいです。
〈PRUNING SCISSORS〉
夏野菜をベランダ菜園されている方も多いのではないでしょうか?
イギリスのシェフィールドで、作られた園芸用ハサミ。
刃物産業が盛んな街で作られたハサミは、
力が伝わりやすい様に設計されていて、
夏野菜の収穫にも最適です。
鮮やかなグリーンの持ち手も魅力的です。
〈LABORATORY FLASK〉
透明感のある白が特徴の、磁器製フラスコ。
長細い形なので、野菜スティックの容器に最適です。
お好みのソースにディップして、
新鮮な野菜をシンプルに味わうのも良いものです。
〈GRATIN DISH LARGE〉
甘くて瑞々しいトウモロコシは、シンプルに茹でたり、
ご飯と一緒に炊いてトウモロコシご飯にしたりと楽しみ方は様々。
少し手間を加えて、トウモロコシのかき揚げを
楽しむのも良いものです。
琺瑯のグラタンディッシュは、
熱が冷めにくく揚げ物にとても適しています。
また、程よい深さで、24cmの直径があるため
調理がしやすく使いやすいです。
〈GRIDDLE〉
ナスは蒸し焼きにすると、トロトロになって本当に美味しいです。
そんな調理方法に適しているのが、グリドル。
サンドウィッチやお肉を焼くことが多いかもしれませんが、
野菜を美味しく焼く事もできる優れものです。
グリドルは、二つに分解できるので、
お手入れのしやすさも嬉しいポイントです。
可愛さや使い勝手だけじゃなく「旬の美味しい」を
楽しむために使う道具は、
より愛着がわき長い付き合いになると思います。
たまには、そんな道具選びも楽しいものです。
01 July, 2022

頼りになるトートバックは、ひとつは持っておきたいものです。
普段の買い物で使っているバックが物足りなく、
もう少し頼りになる大きいサイズのバックを
作りたいと思い生まれたオリジナルバック。
ブラックのコットン地に、コントラストの効いた
ホワイトロゴをプリントしました。
そんな、実用性とデザイン性を兼ね備えたありそうでなかったバックは、
スタッフも様々な場面で愛用しています。
「 TOTE BAG 」
たとえば、ヨガマットのような大きなものも、
頭は出てしまいますが安定して持ち運べます。
また、丈夫なコットン地でストラップも太く作ってあるので、
その他タオルや水筒など、荷物が多くなってしまっても安心です。
「 BOOK BAG 」
こちらは使いやすいサイズ感のブックバック。
大きすぎず小さすぎずと丁度いいです。
ボディは面長ですが、ハンドルがコンパクトなので、
地面に接する心配もなくスマートに持ち運べます。
また、ハンドバック型なので、バックの中の探し物が見つけやすく、角がしっかりとしたマチのおかげで荷物を整理しやすいです。
スタッフは、本やパソコンの持ち運びによく使っています。
そして、ご紹介した二つのバックには、
こっそりとポケットが付いています。
少し長さがあるポケットは、ペンケースや
折り畳み傘などの収納に最適です。
また、このバックはフェアトレード製品です。
製造は、インドの女性を支援するイギリスが発祥の
NPO法人が作っています。
オーガニックコットンを使用しており、
実用性もありながら製造背景にも惹かれるポイントがある、
シンプルですが魅力的なアイテムです。
LABOUR AND WAITに並ぶ商品がそうであるように、
実用性と耐久性を求め、かつ魅力的な鞄を目指して
仕上げたお気に入りのバックです。
01 June, 2022

時や気分に寄り添う香り。
朝の支度時間や、ゆっくり読書を楽しむ時、
お掃除の仕上げにと、生活に香りを取り入れる事で
時間に境界線が生まれ、抑揚のある日常にしてくれる、
そんな香りを楽しむアイテムをご紹介します。

「SCENTED CANDLE」
天然の蜜蝋を使用し、伝統的な製法で作られるキャンドルは、
イギリス・コーンウォールからやってきました。
香りは3つ。
“Sea Salt”
海の潮風の爽やかさと、柑橘のみずみずしさを
織り交ぜた夕日が似合う香り。
“Fig Tree”
熟したイチジクの甘い香りが楽しめ、
香るほどに虜になる魅力ある香り。
“Embers”
冬の暖炉の残り火の香ばしさと、
スパイシーなシナモンとムスクを掛け合わせた落ち着く香り。

缶入りキャンドルはホコリで汚れる心配もなく、
保管がしやすい所も嬉しい限りです。
香りだけでなく、火のあたたかさも楽しめるキャンドルは、
リラックスしたい時に寄り添ってくれる、とっておきのアイテムです。

「DINNER CANDLE」
その名の通り、食卓を灯すキャンドル。
こちらも天然の蜜蝋で作られており、
キャンドルからはほのかに甘い香りがします。
ただ、ディナータイムは美味しい食事の香りが主役。
決して主張せず、優しく食卓を照らすキャンドルです。

「NATURAL AIR FRESHENER」
フランスのメーカーによる紙のお香。
安息香の木から採取した天然成分が空気を浄化し、
料理やタバコ、ペットのにおいを取り除いてくれます。
フランスでは薬局に置いてあったこともあるそうです。
深みのある甘い香りは、火を付けなくても香るので、
お財布に入れたりお手紙に添えたりと
いろんな楽しみ方ができるのも特徴です。

短冊状にカットして、火を付ければ1分ほどで燃え尽きます。
さくっと焚けるので、時間の無い朝にも最適です。

「BALSAM FIR INCENSE STICKS」

「RED CEDAR INCENSE STICKS」
アメリカ・メイン州で作られる木のお香。
砕いた木を固めたシンプルな作りのお香は、
木本来の香りが楽しめます。
BALSAM FIR INCENSE STICKSはモミの木の香り。
モミの木特有の甘い香りが癖になります。
RED CEDAR INCENSE STICKSは、ヒマラヤスギの香り。
深い森の中の丸太小屋にいるかのような、
気持ちが軽やかになったり、落ち着いたりと、
豊かな時間を過ごす手助けをしてくれる気がします。
みなさんもお気に入りの香りを探しに、
ぜひLABOUR AND WAIT TOKYOへお越しください。
21 April, 2022

LABOUR AND WAIT TOKYOにて
「GARDENING FAIR」を開催致します。
昨年もご好評頂きました「GARDENING FAIR」。
イギリスのヴィテージ陶器を鉢として使用する多肉植物専門店より、
表情豊かな植物たちを皆様にご紹介致します。
手のひらサイズの小振りなジャーは、
ヴィンテージ陶器特有の味わい深いブラウンが印象的。
多肉植物とのコンビネーションはインテリアに良く馴染み、
いつまでも眺めていたい可愛らしさです。
こちらは、1930年代のイギリスのジャーを鉢に使用しています。
乳白色の優しく温かみのある佇まいが魅力です。
多肉植物とヴィンテージ陶器。
どちらも2つとして同じものが無い特別な魅力に溢れています。
ぜひ、お客様だけの特別な一鉢を見つけてみては如何でしょう。
その他、LABOUR AND WAITがセレクトした
ガーデニンググッズも併せてご用意致します。
どうぞご期待ください。
店舗からの通信販売の予定はございません。
予めご了承ください。
『GARDENING FAIR』
開催期間:4月28日(木)~5月9日(月)
開催店舗:LABOUR AND WAIT TOKYO
01 April, 2022

今回は、LABOUR AND WAITおすすめの
ステーショナリーをご紹介します。
デスク周りや、毎日持ち歩くアイテムを新調し、
気持ちも新たに新生活を送りませんか?

毎日使うペンシルはこちらがおすすめ。
チェコ製のホルダー式鉛筆は、頑丈な金属製のボディーと、鉛筆らしい柔らかい書き心地が特徴。
「PROPELLING PENCIL」
普段使いにぴったりな2mm芯タイプ(左)は、
スリムなのでメモ帳やスケジュール帳に挟んで持ち運ぶにも最適です。
「MECHANICAL PENCIL」
デッサンやラフスケッチに最適な、5.6mm芯タイプ(右)は、
ずっしりと重みのあるボディにより、安定感のある書き心地です。
作曲をされている方は、楽譜に音符を書く際にとても良いと教えて下さいました。

2本とも、尾軸にシャープナーが付いているのも
嬉しいポイントです。

「ALUMINIUM FOUNTAIN PEN」
ドイツ製の万年筆はなめらかな書き心地で、水性インク特有の柔らかい線の雰囲気が魅力。
キャップを閉じるとポケットサイズになるので、
持ち歩くのにも最適です。
たまには気分を変えて、万年筆で手紙を書くのも良いかもしれません。

それぞれ個性あるペンシル。
ぜひ、手になじむ一本を探しにいらしてください。

長い時間を過ごすデスクは、心地良い空間でありたいもの。
実用的かつ美しい小物でデスク周りを整えてはいかがでしょう。
「ENAMEL PENCIL POT」
右:ビンテージの琺瑯製品に見られる、インクを散らしたような模様を再現したPENCIL POT。ブラック&ホワイトが机上をきりっと引き締めます。
左:ビンテージのブラウンジャグ。およそ100年前の陶器のジャグは、小さな取っ手が愛らしく、デスクに温かみを添えてくれます。

「COMPUTER BRUSH」
続いては、コンピューター専用のブラシ。
柔らかい山羊の毛とコシのある豚毛の二種類を使い、
画面とキーボードを綺麗にしてくれます。
天然毛と木目のコンビネーションが美しいブラシは、
置いているだけでも絵になるアイテムです。

散らばった書類やメモをまとめるにはこちら。
「DESK STAPLER」
左:デスクステープラー。
イタリア製の置き型ステープラーは、ドシっとした安定感のある佇まいと、美しいボディの曲線が魅力。
「BOX OF CORNER PAPER CLIPS」
右:珍しい三角形のクリップ。
一般的な物よりも挟む力が強く、紙のコーナーにもぴったり収まります。パッケージが三角なところもお気に入りです。

「DOUBLE PENCIL SHARPENER」
こちらは、機能性とデザイン性が詰まったドイツ製の鉛筆削り。
2種類の太さの鉛筆を削ることができ、削りカスは中に貯められるのもポイント。
1つ穴の鉛筆削りはよりコンパクトで、場所をとりません。
また、シックなカラーリングがデスクで映えます。


「BATCHEL BLACK」
こちらは、伝統的なイギリスの学生カバン。
牛革のタフさと、A4サイズがすっぽりと納まる
収納力を兼ね備えています。
イギリスで永きに渡り、たくさんの人に愛されてきたバッチェルバック。どんな時代にもフィットし、寄り添ってくれるクラシックなアイテムです。

「SCHOOL SLATE」
「SLATE CRAYON」
「SLATE BRUSH」
LABOUR AND WAITで密かな人気を博すミニ黒板。
一日のTODOリストを書き留めたり、
お子さまのお絵描きセットにも。

ご紹介してきたアイテムは、長い歴史の中で学びに寄り添い、
働く人を支えてきたアイテムばかりです。
それらが集まる一つのデスクは、とても魅力的で心地が良いものです。
みなさんの生活に寄り添うステーショナリーを探しに
ぜひ、LABOUR AND WAITへお越しください。
01 March, 2022
1つの目的を果すために生まれた自然なかたち。
お掃除の対象や場所に応じた専用のブラシが多くあります。
シンプルで無駄のないデザインなのです。
今回は、Labour and waitおすすめのブラシをご紹介いたします。
本来は、ドアや窓枠のホコリを払う為のブラシです。
パンくずなどをきれいにまとめてくれます。
ジャガイモやゴボウなど根菜類についた土汚れはお任せください。
しつこい汚れもきれいに落としてくれます。
優しく取り払ってくれます。
1本ずつ丁寧に作られているとても美しいブラシです。
片手は水に触れることなく洗い物をこなせます。
ガラス製品を傷つける心配がありません。
「COBWEB BRUSH」
なんと“クモの巣取り”用ブラシなのです。
美しい白木と柔らかな豚毛を備えています。
天井や空調・照明周りのホコリ取りに最適なブラシです。
店舗までお問い合わせください。
「OUTDOOR BROOM」
搔き集めるために使用されるブラシです。
落ち葉集めなどお庭掃除におすすめの逸品です。
店舗までお問い合わせください。
英国製のブラシといえばこちら。
生地の織り目を整えてくれる洋服用ブラシです。
木目の美しいシンプルで機能的なブラシです。
シューケアに欠かせない靴用ブラシをご用意しております。
しっかり掻き出してくれます。
靴の色によって使い分けてください。
20 February, 2022
LABOUR AND WAIT POP UP @CAFÉSHOP
LABOUR AND WAITのポップアップを開催致します。
2/25(金)~3/21(月)
【開催場所】
CAFÉSHOP
鹿児島県鹿児島市中町2-2 1F
TEL:099-223-7723
暮らしの道具が並びます。
姿を見るととても嬉しいです。
機会になることを願っています。
01 February, 2022
Recommended gifts for Valentine's Day
暮らしの道具を添えて贈ってみませんか?
おすすめのアイテムをご紹介致します。
まずはこちらから。
チョコレートやお菓子と一緒にティータイムの時間をプレゼントされてはいかがでしょう。
充実したティータイムには、良い道具が欠かせません。
英国のティーポットと聞いてまず思い浮かべるのがこちら。
「Re-ENGINEERED BROWN BETTY TEAPOT」
伝統的なダークブラウンの釉薬が特徴のティポット「ブラウンベティ」。
「滴り落ちないよう真下を向いた注ぎ口」
ステンレス製の茶漉し付き
コーヒーサーバーにぴったり。
コーヒーの柔らかなブラウンが良く合います。
アフォガードもおすすめ。
喜ばれるのではないでしょうか。
ユニークでおすすめです。
イタリア製の豚毛を使用した歯ブラシです。
コシのある豚毛はしっかりとした磨き心地で、べっ甲調のハンドルも魅力です。
クラシックなワークウェアをいかがでしょうか。
欠かせない作業着であった“フィッシャーマンスモック”
当時は 船の帆で使用する頑丈な帆布を使う事で、激しい波風から漁師たちの体を守りました。
そんな男らしいハードな背景を持つアイテムですが、最高の日常着となることでしょう。
カードサイズに納められたマルチツール。
①缶切り②ナイフ ③ドライバー ④定規⑨角度ゲージ⑩レンチ小⑪ストラップホール
キャンプに欠かせない機能が満載です。
チョイスされてはいかがでしょう。
04 January, 2022

イギリス・ウェールズ伝統のタペストリーフロアラグ。
耐久性に富み世代を超えて愛用されるラグです。
改めてその魅力の源を探って参りましょう。
1950年代には創業者の娘へ、1980年代に繋がりの深い別の家族へ引き継がれ、2006年から新たな世代が伝統を引き継いでいます。
一握りの人たちによってこの丈夫な機械は守られてきました。
たくさんのスペア部品をストックしているそうです。
フロアラグ用に太い糸で制作したことが始まりです。
リバーシブル仕様です。
今では現存する2つの工場のうちの一つがSolvaです。
現在のSolvaを経営するアンナとトムはこう語ります。
この工場を経営する中での楽しみのひとつでもあるのです」
取り扱えることを誇りに思います。
【WELSH FLOOR RUG】
02 December, 2021
厳しい環境から生まれた実用性と耐久性を兼ね備えた
船乗りに纏わるプロダクトをご紹介します。

厳しい海で働く船乗りたちの為に編まれたガンジーセーター。
1800年代から続く、伝統的なセーターです。
ハンドフレームニットが始まりとされています。


英国産の羊から採られたもの。
驚くほど雨や波しぶきを寄せつけません。


1着1着に添付されています。

前後どちらからでも着用できる仕様も昔から変わっていません。
しっかりとした編地は毛玉ができにくく、耐久性も抜群です。
船乗りにとって無くてはならない道具でした。

フィッシャーマンズスモック。
セーターを保護するために上から重ねて着用されました。

現代でも最高の日常着となり得ます。

のちにアメリカ海軍に採用され、水兵たちにも愛用されました。
伸縮性に富んだ編地は、頭部にフィットする事で保温性を高め、
2重の折り返しは、風の強い時に耳まで覆う事ができます。

丁寧に作られています。
04 November, 2021

この年季の入った油差しと赤い糸は、タペストリーブランケットを作る為に使用されています。ブランケットの製作に欠かせない道具についてマイクが深く語ってくれました。
「この油差しは、私が知る限り過去32年間ずっと使われているもの。おそらく50年物だと思うが、まだまだ現役で、全ての機械に良く油を回らせスムーズに動くようにしてくれる」
マイクが工場を引き継いだ時、2台の120インチドブクロス織機や無芯菅巻機、新しい整経機など、ウェールズを象徴する「タペストリー」のベッドカバーを製作できる設備も受け継ぎました。
タペストリーに使われる糸は、ウェールズ産の自然のままの羊毛の色を活かした天然素材のもの。
100%ピュアニューイングリッシュウール製で、イギリスの毛織物産業の中心地ハダースフィールドで長く続く会社がマイクの工場の為だけに紡いでくれています。
それから伝統的な染めの工程に定評のあるブラッドフォードの工場に送り、色糸に仕上げていきます。
1枚のブランケットを織り上げる為には大変な時間と労力が必要です。
織り機に経糸をセットする場合、前の経糸と2,552本もの経糸をつなぎ合わせなければなりません。シャトルに糸をセットするだけでも丸一日かかる場合もあるそう。キングサイズのタペストリーを織るには3時間、ダブルサイズで2時間半、シングルサイズでは約2時間かかります。
織機もまた古い機械の為、故障が見つかってもスペア部品のストックが無い場合があります。その場合、地元の鍛冶屋の力を借りて交換部品を作って取り付けねばなりません。
1枚のダブルサイズのベッドカバーを作る為に7マイル(約11Km)もの糸が必要だそう。それになんと530万回もシャトルが交差していると聞き、只々驚くばかりです。
Labour and Waitでは、ヴィンテージやアンティークの美しいブランケットをウェールズ中から集め販売していましたが、人気の高まりと値段の高騰もあり、染みや虫食いが無い状態の良い物を探し出す事が困難になってきました。
そのような時、マイクと彼の工場が高品質で現代的なブランケットを生産している事を知りとても喜びました。
とても大変な作業ですがその努力の結果、このような素晴らしいブランケットが生まれ、日本の私たちの元へ届けられています。
WELSH TAPESTRY BLANKET
27 September, 2021
Labour and waitの店内には、さまざまな種類のお鍋やケトル、食器などのキッチンツールのほか、ちり取りやランプシェードまであらゆる種類の琺瑯製品を見ることができます。
中でもオーストリアのRIESS(リース)はLabour and waitを語る上では欠かす事のできない存在です。
そもそも「RIESS」とはどのようなメーカーなのでしょうか?なぜ私たちはこれ程RIESSの琺瑯製品に魅力を感じるのでしょうか?
この美しいイラストは、1950年代のRIESS創業400周年の時の物です。工場の床は今でもほとんど変わっていません。
RIESS社の歴史は1550年、オーストリアの鍛冶屋からスタートし、1800年台初頭から現在のRIESSファミリーへと引き継がれました。
私たちがRIESSを愛する理由の1つに、地球環境に配慮した企業理念を掲げ、継続させている点があります。
「人にも環境にも優しい企業を目指す」
RIESS製品は100%リサイクル可能な上、製造過程で発生する加工くずから琺瑯を焼くオーブンの熱に至るまで徹底的に再利用されます。
また、製造に必要な電力に至っては、1930年代に建設した自前の水力発電によって賄われており、公害の原因となる有害な煙や産業廃棄物も一切排出しません。
驚くべきことに今から80年以上も昔から環境配慮型の企業としてのスタンスを守り続けている稀有な存在なのです。
1550年の創業からオーストリア中心部の同じ場所で、高品質な琺瑯製品を製造し続けるRIESS。現在も伝統的な工程を守りながら、1個ずつ丁寧に生産されています。
店頭に並ぶRIESS製品の中には、Labour and waitの為だけに作られたExculsive colorが多くあります。
ラインナップの中で1番人気の「ミルクポット」は、かつてLabour and waitロンドン店で200名もの販売待ちリストができあがったという逸話を持ちます。ミルクを温めるほか、深さを活かして食材のボイルやたっぷりと具材の入ったスープなどにおすすめです。
紅茶用のミルクの他、ソースやお茶など冷たいものは冷たく、温かいものは温かく保つことができる点も熱伝導の良い琺瑯ならでは。キッチンツールのスタンドや花器として等、あなたオリジナルの使い方でどうぞ。
ヴィンテージの琺瑯製品で見ることのできる赤みの強い独特なブラウンを再現しました。「BREAD」が示す通りパン専用の保存容器。全国のパン屋さんに使って欲しいユニークな1品です。もちろん使い方はご自由に。インテリアを兼ねた食品ストッカーとして如何でしょう?
ご紹介したアイテム以外にも、さまざまなバリエーションを取り揃えております。
ちなみに、Labour and wait tokyoの入口にある琺瑯看板も実はRIESS製の特注品なのです。ご来店の際は是非、お見逃しなく。
06 March, 2021
由緒あるこのワークウェアは1世紀以上も、イギリスの漁師達の間で必要不可欠なアウターとして着られていました。それはやがて画家、彫刻家、陶芸家、職人、小売商人の間で人気となります。それは一体どういう服なのでしょう?どうして、これほど愛されるのでしょうか?
フィッシャーマンズスモックは機能、実用性を備えたクラシックな服の一例です。
上の写真はフォークストン(イギリス南東部、Dover海峡に臨む港市)の漁師で、伝統的なポケット無しのスモックを着ています。
スモックは元々、帆布をカットして作られており、強くて丈夫な事から、セーター等の上から着られていました。着る人を暖かく、ドライに保ち、中に着ているウールのセーターを保護し、動きやすく快適なワークウェアでした。短めの袖で袖口が濡れない様になっています。この様な特徴はガンジーセーターやブレトン・シャツにも見られます。タイトフィットと詰まった首元のおかげで、最大限に着用者を保護してくれます。
ニシン産業が絶頂を迎えた1910年頃にはイギリス中の漁師のコミュニティーにスモックが支給されました。それは単なる漁師が着るユニフォームではなく、実用性、機能性に富んだスモックは多くの芸術家や職人達にも着られるようになりました。
船員や漁師が使用していた安価で、丈夫なスモックは完璧な作業服として芸術家達の間にも広がり、20世紀初頭にはイギリス南西部コーンウォール州のセント・アイヴスは芸術家にとって人気の場所となりました。
船員達が着ていたスモックはやがて、同じくイギリス南西部コーンウォール州にある漁村マウゼルから種々雑多に派生して行き、白い生地帆布以外の布でも作られるようになりました。
LABOUR AND WAITのフィッシャーマンズスモックは、原点に忠実に帆布から製作しました。
良いデニムの様に、洗えば洗うほど、着れば着るほど、味が出ます。
唯一オリジナルに手を加えた点は、袖を長くした事と3連のパッチポケットをつけた事です。
もちろん船員や彫刻家でなくともフィッシャーマンズスモックは、実用性・機能性に富んだタイムレスな服として現代でも通用すると、私たちは信じています。
Pictures from the National Maritime Museum Archive and the Pentreath Photographic Archives. Photograph of Eli Farrow the fisherman by Walter Clutterbuck, from the Norfolk County Council Library.
20 February, 2021
RE ENGINEERED BROWN BETTY TEA POT
2018年のロンドンデザインフェスティバルにおいて、Labour and Waitは再設計されたブラウンベティティーポットを発表しました。この新しいティーポットは陶磁器デザイナーIan Mclyntyre(イアン・マッキンタイア)とスタッフォードシャー地区にある、現存する最も歴史ある伝統的なブラウンベティティーポットメーカーであるCauldon Ceramics社による3年間に渡る研究・開発プロジェクトの賜物です。
このティーポットには茶葉でもお茶を淹れることができるように取り外し可能な茶漉しが取り入れられており、また、底と蓋の受け口部分の巧みなサイズ調整により、製造工場ではもちろん、カフェやレストランでも積み重ねて置くことができます。
この再設計されたティーポットはクラシックなブラウンベティの最も良い特徴を維持しつつ、デザイナーの洗練された美点が加わった事により、これまでの「エブリデー・オブジェクト」にさり気なく、機能性が加わった、新しいスタンダードへと導いてくれる事でしょう。
ブラウンベティはエトルリアの赤土を使用し、透明、若しくはダーク・ブラウンの美しいロッキンガムの釉薬とぷっくりとしたフォルムが特徴のティーポットです。
お茶を飲む習慣は何世紀も変わらない習慣です。世界中どこでも、人々はその人好みの茶道具を選び、お茶を淹れます。その中でも、控えめなデザインのブラウンベティは典型的な茶道具の1つとして、人々に選ばれてきました。
このティーポットがどれだけ人気なのかは、その生産数を見れば分かります。1926年までに、スタッフォードシャー陶器産業界は週に約50万個生産していました。それにも関わらず、意外と商品自身や初期の歴史やデザインについて、あまり知られていません。
誰もが購入しやすく、控えめなデザインながらも実用的なこの物体の良さは、日々の生活に紛れて、気づかれないままだったのです。
ブラウンベティのデザインは何世紀にも渡って変化を遂げてきました。デザイナーは不明で、「これ」という決定的なデザインはありません。しかし、無名でありながらも、どんどん発展していった物体なのです。何年もの間、何社もの製造社に渡って作られてきました。その作り方は各製造者の解釈によって異なります。少しずつ手を加え、新しいデザインとオリジナルのデザインのディテールが混ぜてあったりします。結果的に、ティーポットは機能や生産において不必要な部分はどんどんそぎ落とされていきました。
ロッキンガム釉薬と赤土の組み合わせはブラウンベティの成功の重要なキーとなるものです。このおかげで、歴史上に残るティーポット、または購入してから長持ちするティーポットとなりました。
スタッフォードシャーの土はオランダ人の兄弟、John Philip ElersとDavid Elersにより、1693年に初めて使用されました。兄弟はオランダ東インド会社が輸入していた、中国のファッショナブルで高価なイーシン・ティーポットに負けじと製作に取り掛かっていました。
地元の赤土の発見はスタッドフォーシャーにおいて技術的な革命の始まりでした。今ではStoken-on-Trentでしか作られていませんが、この赤土の発見により、6つ都市にて陶器産業が盛んになります。
スタッフォードシャーにあるCauldon Ceramics社は赤土を使用した陶器の製造の伝統を現在も守っています。ブラウンベティティーポットを製造している、最も古く歴史ある工場です。
ポットの歴史に置いて革新的な前例を作った、20年代に製造していたAlcock, Lindley and Bloore社の独特の特徴、”ロック式の蓋“と”ノン・ドリップ(水滴が滴らない)”のティーポットを再現しました。僅かな底とティーポットの注ぎ口の凸部分がティーポットの蓋がティーポットのボディー部分にはまるので、工場、カフェ、レストランで効率良く、積み重ね出来るようになっています。新たに茶葉を入れる茶漉しも加わりました。
新しい生産プロセスとデザインを取り入れながらも、ブラウンベティの伝統を守る事に大変注意を払いました。ティーポットを再デザインするにあたり、デザイナーはこのティーポットが改良され続けた長い歴史をあだにしてはいけない、と思いながら製作に取り掛かりました。
この最新のブランウンベティはファッションやトレンドを超えて、世界中の何百万人もの人々にとって信頼出来る道具として使われている、エブリデー・オブジェクトの価値とその歴史をプローモーションする事を意識して作りました。
31 October, 2020
私たちはイギリス東部サフォークにあるラベンハムと共に、両者が大切にしている価値観である、「機能的でタイムレスなデザイン」を形にした商品を開発しました。
「ラベンハム」のブランド名はラベンハムが設立されたサフォークの地名に由来します。1969年に創業し、当時世界で初めてのナイロンキルティング製のホースラグを製造しました。その用途はホースラグに留まらず上着にも広がり、キルティングジレを製造する初めてのブランドとなりました。
ラベンハムでは、子馬が生まれてから24時間以内に子馬用のラグを提供するサービスを行っています。これは人間の赤ちゃんで言うと「おくるみ」のような役割で、生後数週間使用され、子馬の生命に関わるとても重要な役割を持つラグとなります。
ラベンハムはイギリスの生地メーカーと共に耐久性と品質に優れた物作りを行っています。これはキルティングの詰め物においても同様で、高い耐久性と品質を誇る詰め物はイギリス東部にて生産され、65%がリサイクル繊維でできています。
クラシックなワークウェアに対する美的価値を重んじ、それを体現し、タイムレスな物作りを続けてきたラベンハムの姿勢は未来へ残すべき遺産であると感じています。そしてこのベストを通じてそれらを伝える事が出来ればと思っています。実用的かつ機能的、そしてシンプルなデザインは、牧場で働く農夫が着ているような服をイメージして作りました。
丈夫なコットンキャンバスとナイロンキルティングのリバーシブル仕様で、コーデュロイトリムや2インチのダイヤモンドキルトにパッチポケット等ラベンハムならではのデザインになっています。そして全てのラベンハム製品と同様、このベストももちろんイギリスのサフォークで作られています。
今回、待望の新色ブラウンも合わせて入荷となりました。この機会に是非ご覧ください。
18 October, 2019
LABOUR AND WAIT TOKYO オンラインストアOPEN
2000年にロンドンで誕生した日用雑貨店「LABOUR AND WAIT」
ヨーロッパ各国で長い時代を生き抜いてきた機能的かつ美しいデザインを兼ね備えた日用品をセレクトし紹介しています。
そしてこの度、ついに日本公式オンラインストアがオープンいたしました!
2017年2月にオープンした、ロンドン以外では初となる路面店「LABOUR AND WAIT TOKYO」(東京・千駄ヶ谷)に続き、今まで以上にLABOUR AND WAITのアイテムをお求め頂ける機会が増えました。
LABOUR AND WAIT LONDONのオーナーであるサイモン・ワトキンスとレイチェル・ワイス・モーランが世界各国で見つけた選りすぐりの生活雑貨を暮らしに取り入れてみてはいかがでしょう。
どうぞご期待ください。
LABOUR AND WAITについて(About us)はこちら